ロマン・ロランと生きる

フランスの作家ロマン・ロラン(1866~1944)に関する情報を発信するブログです。戦中・戦後の混乱期に幼年時代を過ごした人々の間では、ロランは必読書だったそうです。人生の師と仰ぐ人も少なくありません。現代の若者にはあまり読まれていないようですが、ロランと同じ精神の家系に属している人は少なからずいるはず。本ブログがロランの精神的兄弟たちを結び付ける場になれば幸いです。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ロマン・ロラン自筆書簡【11】1911年2月13日付

ただ強くあること 芸術家は芸術のことばかり話していてはいけません。 彼の内面生活はそれで飽和してしまいます。 自分自身を更新するために、 自分の外に踏み出さなければならないのです。 フランスの作家ロマン・ロランの自筆書簡である。1911年2月1…

1月30日 ロラン研究所が読書会

ロマン・ロラン研究所(京都)は1月29日のロラン誕生日を祝して、ロマン・ロランセミナー<読書会>を開催する。 日時:1月30日(土)午後2時~4時 会場:ロマン・ロラン研究所(京都市左京区銀閣寺前町32) テーマ:『ロマン・ロラン伝』 ヴェズ…

アンリ・マシス自筆書簡【1】

ロマン・ロランの敵手 R・ロラン氏のものを再読する必要もありましたが、 私にはその勇気がありませんでした フランスの評論家アンリ・マシス(1886~1970)の自筆書簡である。いつ・誰に宛てて書かれたものかは不明。具体的な事情は分からないが、…