ロマン・ロランと生きる

フランスの作家ロマン・ロラン(1866~1944)に関する情報を発信するブログです。戦中・戦後の混乱期に幼年時代を過ごした人々の間では、ロランは必読書だったそうです。人生の師と仰ぐ人も少なくありません。現代の若者にはあまり読まれていないようですが、ロランと同じ精神の家系に属している人は少なからずいるはず。本ブログがロランの精神的兄弟たちを結び付ける場になれば幸いです。

2015-10-07から1日間の記事一覧

ロマン・ロランと自筆蒐集

ロマン・ロラン研究所の会報「ユニテ」(42号)に、拙稿を掲載していただいた。 拙稿 ロマン・ロランと自筆蒐集(PDF) ロランには敬愛する人物の自筆を集める趣味があった。ナポレオンの手紙やベートーヴェンの楽譜、ゲーテの水彩画、カントの草稿など…

ルネ・アルコス 自筆書簡

人類連帯の理想に燃えて いつも私を魅了してきた出版の世界、 そしてフランスのために成すべきことが多くあります。 平和が訪れたらお会いしましょう。 もし平和がいつの日かやってくれば、ですが。 フランスの詩人ルネ・アルコスの自筆書簡である。文芸誌「…

P・J・ジューヴ著『生きているロマン・ロラン』アルコス宛 献辞入り

偉大な友に捧げる讃歌 素晴らしい人生は、 生命の炎が燃え続ける限り学ぶことであり、 格闘するすべての魂や、 勇気・希望を鼓舞することである 本書はフランスの詩人ピエール・ジャン・ジューヴの評伝『生きているロマン・ロラン(Romain Rolland vivant 19…